9月1日、台風10号の進路に惑わされながら、朝晴れ間となったので、天龍山洞雲寺(浜松市中央区神ケ谷町)に参詣するとともにわが家のお墓に供花した。
コロナを罹患したりしたので、お盆の諸行事にも参列できなかったので、夫婦して自転車でお寺参りをし、住職にお詫びなどご挨拶した。
1 竹製のうちわの文句「手を合わせ今日も感謝の一日を」
お寺さんからは、竹製のうちわをいただいた。「手を合わせ今日も感謝の一日を」であった。手を合わせ感謝することは人の心を表す。心・気持ちと行動が一致した姿であるからだ。食事、御礼、感謝に際して手を合わせることは信仰・宗教とは関係なく、清々しい自然な姿であり大切にしたいと思っている。
2 山門の人生の教示
「仕事に惚れ込んで 必死になる人に敵はない みんな尊敬して道を開ける 」
今月の山門の掲示は「仕事に惚れ込んで 必死になる人に敵はない みんな尊敬して道を開ける 」であった。
現職時代に三惚れの一つに「仕事に惚れる」があった。自分の仕事を心から惚れて一生懸命に職務に専念する姿は、人をして理屈なしに自然に敬服させるものがある。仕事への真剣な取り組みはいつの日か素晴らしい成果を産むものである。
どの分野の世界においても、その仕事に心から惚れて、仕事熱心にして向上心、研究心、開拓心に富む人材が多数いる。世の中は、古今東西、黙々と真面目に真剣に仕事に打ち込んでいる人たちでうまく成り立っている。