2014-08-01から1ヶ月間の記事一覧

昭和の航空自衛隊の思い出(18)   自衛隊勤務と読書

その時何を考え立ち向かったか 昭和の航空自衛隊の全体像を私ごときが語ることなど毛頭考えてもいないし、出来ることではない。 大組織にあって、一隊員の勤務経験などたかがしれているが、私が歩んだ足跡を基軸に自衛官人生を綴ることはできる。 その主点は…

昭和の航空自衛隊の思い出(17)  自衛隊勤務で血となり肉となった本

その時何を考え立ち向かったか 昭和の航空自衛隊の全体像を私ごときが語ることなど毛頭考えてもいないし、出来ることではない。 大組織にあって、一隊員の勤務経験などたかがしれているが、私が歩んだ足跡を基軸に自衛官人生を綴ることはできる。 その主点は…

昭和の航空自衛隊の思い出(16)  故郷「貝殻節」とわが自衛隊勤務

その時何を考え立ち向かったか 昭和の航空自衛隊の全体像を私ごときが語ることなど毛頭考えてもいないし、出来ることではない。 大組織にあって、一隊員の勤務経験などたかがしれているが、私が歩んだ足跡を基軸に自衛官人生を綴ることはできる。 その主点は…

昭和の航空自衛隊の思い出(15)  自衛官としての自覚と宣誓等

(続き) 3.服務の宣誓 自衛官は入隊時「一般の服務の宣誓」をする。私は2回行なった。それは昭和30年1月19歳で陸上自衛官及び転じて30年6月航空自衛官として入隊ときである。また、36年2月25歳で幹部自衛官に任官したときは「幹部自衛官の服務…

昭和の航空自衛隊の思い出(14) 自衛官としての自覚と入隊動機

1.自衛官としての自覚 「自衛官としての自覚」は即自衛官としての「使命の自覚」と同義語と言っても過言ではないかと今でも思っている。昭和36年6月28日制定された「自衛官のこころがまえ」には五つのことが示されている。 ❶使命の自覚 ❷個人の充実 …

航空自衛隊第1期操縦学生(13)  航空学生(操縦学生)採用試験の今昔

私が航空自衛隊第1期操縦学生の採用試験を昭和30年に受験してから間もなく60周年を迎えようとしている。 当時と 現在とでは、比較にならないくらい航空学生に関する諸制度は充実・確立され優れた操縦者養成制度となっている。 航空学生制度は、今や航空及…

神原町花の会・花美原会(102)   花畑の環境美化(草取り)

1. 花畑の環境美化問題 花を観るのは好きだ。大規模な花畑に行くとまず花はもとより周囲の環境美化に注目する。花の周りがきれいになっていると見事だと驚嘆する。花と周囲の環境美化が調和したとき,花が生き生きとして輝いてくる。 一方、花は見事であるが…

浜ちゃん日記  処暑が過ぎて

今朝はカメラを振ら下げて花畑に出かけた。暦の上では処暑・23日が過ぎた。コスモスもすこしづつ咲き出してきた。まもなく住宅地を花色で染める日がやってくる。暫くとどまってルコウソウの世話をして帰路についた。途中、朝早くから神原町健康農園で収穫…

神原町花の会・花美原会(101)  9月第2週ごろから見頃のコスモス畑

浜松市西区の神原町花の会(花美原会)の管理するコスモス畑も、花が咲き始めた。9月上旬になれば花便りが出せるであろう。この夏は長期の日照り続きで成長が止まって、どうなることかと心配していたが、最近は降雨もあり少しづつ挽回し何とかなりそうだと…

航空自衛隊第1期操縦学生(12) 第1期生の著書と後世に残さんとするもの

1. 第1期操縦学生の著書 戦後初の航空自衛隊操縦学生制度と第1期操縦学生の軌跡やパイロットの経験談等ついては、同期生の5冊がある。 ❶徳田忠成君の「天翔る群像・第1期操縦学生の軌跡」( ジヨス)、17年8月発行 ❷石井義人君の「大空の青春・航空自衛…

昭和の航空自衛隊の思い出(13)  自衛隊勤務の大黒柱となった「誇りと気概」 

3. 新しいことへ挑戦する勇気と気概 (続き) 部内出身幹部・CSに学んだ人事幕僚として、終生一番の誇りと気概にしたものは、 「准尉・空曹・空士の諸問題の解決に向けた取組み」ができたことである。 世界のいずこの軍隊においても、構成員たる将校と下士…

昭和の航空自衛隊の思い出(12) 自衛隊勤務の大黒柱となった「誇りと気概」

昔の家には、誰にでも分かる大黒柱があった。私が生まれ育った家も黒々と底光した檜のしっかりした大黒柱があった。家をしっかりと支え不動のものとした。 自分の自衛隊勤務を振り返って見て、心の大黒柱となったものは何であったのかを考えた時、「第1期操…

航空自衛隊第1期操縦学生 (11) 第1期操縦学生会の今後

1. いつか区切りをつけるべき課題 同期生会は、いずれの日か幕を閉じる日がやってくるものだ。結成した当時は青壮年の若かりし時代であったが、歳月は人を待たず。いつしか区切りをつけなければならないときがやってくる。 人生と同様に、航空自衛隊第1期…

航空自衛隊第1期操縦学生(10) 第1期操縦学生会

1.第1期操縦学生会 第1期操縦学生が昭和30年6月2日航空自衛隊に入隊して、早59年の歳月が経った。 今年も入隊記念日に東京グランドヒル市ヶ谷で総会・懇親会が開かれた。来賓の豊釜勇区隊長と参加者32名であった。来年は、入隊日の6月2日に、入隊…

昭和の航空自衛隊の思い出(11) 私の歩んだ自衛官人生

1. その時何を考え立ち向かったか 昭和の航空自衛隊の全体像を私ごときが語ることなど毛頭考えてもいないし、出来ることではない。 大組織にあって、一隊員の勤務経験などたかがしれているが、私が歩んだ足跡を基軸に自衛官人生を綴ることはできる。 その主…

浜ちゃん日記  大東亜戦争と終戦記念日

1. 終戦の日の式典 一 昨日8月15日は68回目となる「終戦の日」であつた。政府主催の全国戦没者追悼式が東京の日本武道館で行われた。天皇、皇后両陛下のご臨席のもと、総理大臣、衆参両議院議長、最高裁長官及び全国の遺族の代表が参列し挙行された様…

神原町シニアクラブ(34) 会報の毎月発行と効用

お盆の間は、母の初盆・内施餓鬼・寺施餓鬼・迎え火・盆義理・送り火と一連の行事が無事終了した。盆と正月は子供たち家族も家に集まるので、にぎわうと同時に忙しい毎日であった。 孫たちも引き上げるとわが家も普通の生活に戻ってくる.午前は東部写楽会…

浜ちゃん日記  初盆の送り火に思う

1. 初盆の送り火 今日8月15日は初盆の最終日、13日にお迎えした母の御霊を夕方親族が集まって送り火を焚いて送り出した。お盆の間、親族が集まると故人のいろいろな思い出話に花が咲いた。きっと子供たちが話をしているのを見・聞きして、さぞかし「みんな元…

浜ちゃん日記  初盆・盆義理の一日に思う

今日は母の初盆・盆義理で家内の実家に朝から夕方まで詰めることになった。ありがたいことに多くの方が弔問してくださった。一方、時間を割いて町内の初盆を迎えられた家を弔問した。お盆といっても初盆・盆義理がどうしても焦点となってしまう。 昨夕は、町…

浜ちゃん日記 初盆と盆義理

1. 初盆と盆義理 8月13日午後母の初盆にあたって、昔からの習わしによって迎え火を行なった。 遠州地方では、初盆を迎える家庭は、祭壇を作って仏様をお迎えし、親族が集まって、「盆義理」に訪れる皆様をお迎えする。 盆義理は、親戚縁者はもとよりご縁…

浜ちゃん日記  地域のはまゆう図書館の利用

1.充実した図書館の活用 久しぶりに、浜松市立図書館23か所の一つである「はまゆう図書館」を訪れた。いつ行っても落ち着いた雰囲気の良い図書館である。 施設紹介によると、「はまゆう図書館は、閑静な新興住宅地「ゆう・おおひとみ」の街並みに調和した郊…

昭和の航空自衛隊の思い出(10) 空自創設60周年に思う

(つづき) 4. 創設建設の礎となった殉職隊員 ❶ 航空自衛隊の任務と礎となった殉職隊員 航空自衛隊の任務は主として空の守りである。創設60周年に際して、思い浮かぶのはこの間、任務遂行・訓練等で殉職した英霊のことである。 航空自衛隊創設以来、殉職隊員…

浜ちゃん日記    初盆・ 内施餓鬼と寺施餓鬼

1. 仏事の目的・由来 ・参会への得心 今日は、新盆を迎える義母の法要として 午前は家内の実家で内施餓鬼を行い、午後は菩提寺・敬雲寺において寺施餓鬼が行われた。 仏事については、あまり知見もなく詳しくないが、地域によっていろいろと異なっているよう…

航空自衛隊第1期操縦学生(9)  部隊戦力の重鎮・実力者となったエリミネ-ト組

この草稿は、10年ほど前に、第1期操縦学生出身で日本航空で国際線機長・査察パイロットとして活躍した同じ鳥取県倉吉東高校出身の同郷の徳田忠成君が「天翔る群像 航空自衛隊第1期操縦学生の軌跡」を編さんしたとき、私が執筆し同書へ寄せたものである。 …

航空自衛隊第1期操縦学生(8) 固い絆なで結ばれた浜松同期生会

1. 浜松在住の同期会 昨夜8月7日午後5時から8時間で浜松駅近くの飲食店で浜松在住の航空自衛隊第1期操縦学生が、久しぶりに顔を合わせた。 あの世へ逝ってしまった同期の松浦信君が健在のころは、長い年月にわたり毎月同期会を開いてきたものだ。幹事…

昭和の航空自衛隊の思い出(9) 空自創設60周年に思う

1. 航空自衛隊の創設から今日まで 私が航空自衛隊に在籍したのは昭和30年6月2日から平成2年4月までの創設・建設期の35年間である。 今日の創設60周年から見ると前半期にあたる。後半期は概ね私が退官したころの平成の時代に入ってからであり、充実…

浜ちゃん日記 公認プ-ルにおける水泳

久しぶりに古橋廣之進記念浜松市総合水泳場に出かけて、メインプ-ルで1,300m泳いだ。トビオ水泳場は日本水泳協会公認のプ-ルであるだけに設備・管理等が素晴らしい。 50ⅿプールは、その都度体調を確認しながら少し休み、往きは平泳ぎ、復はクロールを繰…

神原町花の会・花美原会(100)  小さな苗の成長力

8月に入って、全国各地で豪雨の被害と日中の最高気温の記録、猛暑による熱中症の救救急送などのニュースの連続である。浜松地方は本年は特に降雨が少なく、浜松市西区の神原町花の会(花美原会)の管理する花畑の管理も大変であるが、基本的には自然に任せるこ…

浜ちゃん日記 小さな作品づくり「タオル犬」

久しぶりに昨夜と本日は午前中雨が降った。各地で被害が発生しているが、長期間の日照り続きの当地では待ち望んだ恵みの雨そのものである。 午後、浜松市西区にある神久呂協働センター主催(所長神田千嘉子氏)のふれあい大学に出かけた。主題は「タオル犬」…

浜ちゃん日記 久しぶりにジムの試運転

1. 最新型の多種の水泳場 昨日は午前、浜松市西区にある「古橋廣之進記念浜松市綜合水泳場・トビオ」で行われている全国少年少女水泳競技大会を観て、午後は、同水泳場内のジムで軽い練習をした。 がんとの闘いで中断していた水泳を始めることにした。ここの…