山門の人生の教示  光は満ち 緑は潤い 心は静かなり

    7月に入った。7月1日は午前8時から花協同活動が予定されているため、墓参りは早朝に行った。境内は静寂に包まれ鳥のさえずりが聞こえた。浜松市西区神ケ谷町天龍山洞雲寺の山門入口の掲示は「光は満ち 緑は潤い 心は静かなり」「 静かに行く者は安全に行き 安全に行く者は遠くまで行く」であった。

 7月は梅雨時であるが、晴れ間になると、光は満ち、水分をたっぷりと吸収した樹木、草花の葉は青々として生気に満ちている。人の心も潤いを持てる時期ではなかろうか。周囲の環境が良くなれば心にも余裕が出てくるものだ。

   日本の四季は上手に配合されている。8月になれば、猛暑がやってくる。自然界には人間だけではなく、生きとし生けるものに太陽と水を与えてくれる。心の活力の根源がこの辺にあるのではなかろうか。

 「静かに行く者は安全に行き 安全に行く者は遠くまで行く」は人の生き方を示唆したものであろう。世の真理でもある。心を静め物事をみつめ、冷静沈着に前に進めていけば、先々よしである。仕事・健康・長寿など万事に及ぶものではなかろうか。

  墓参し先祖に感謝し、日々の生活に感謝した。人間の一生は長いようで短いものだ。それも一回しかない。 

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《 浜松市西区神ケ谷町 天龍山洞雲寺の山門入口の掲示は「光は満ち 緑は潤い 心は静かなり」「 静かに行く者は安全に行き 安全に行く者は遠くまで行く」であった。》