87歳の雑感(265)  元気で毎日を過ごせることが最高の幸せだ

 昨日午前は、健康広場のグラウドゴルフコ-スの除草整備活動を2時間30分ほど行った。朝夕の散歩も自然体で何の苦も無く続けることが出来ている。身近かにおいては、やりたいことはほぼやれる状況にある。時折、健康管理のためにわずかでも自主的な奉仕活動もできる。

 これらはすべて元気であるからできることである。先日は航空自衛隊時代の同期生の御通夜、昨日は町内の知人の自宅弔問に出かけた。70歳代にはがんを2回を経験した。特に、後期高齢期の健康維持がいかに難しいかを体験してきた。

 人間誰もが歳を取り高齢期を迎える。80歳代となると、財産や地位など関係なくなる。平凡な毎日であるが、平穏無事がいかに大切かを実感する。元気であれば、自分の意志と体力で多少でもやりたいことが出来る。

 80歳代に入ると、さらに気力・体力は低下してくる。元気でいるにはどうしたらよいか。名案などない。あっても自分の身体や環境に合ったものとは言えない。多くは名案も持続実行が難しいからである。自分の強い意志と考えで、自分の体力と環境に合った策案を案出し、自分で答えを出し、自分なりに努力するのが一番ではなかろうか。

 高齢期は、歳を重ねるにつれて突然の病魔やがんなど、自分の意志ではどうにもならない面がある。むしろ、神様仏様の領域であり、運命と言えるかもしれない。

 何が起きても不思議てないのが高齢期の終末期である。毎日の平安に感謝し、やれることはやっておきたいと努力しているが、大したことはできないでいる。これも気にすることはない。出来ることをやればよいからだ。

 「元気で毎日を過ごせることが最高の幸せである」と思う。 

 神原町健康広場  令和4年10月20日午前撮影