満88歳となった。両親の寿命をとっくに超えて久しい。5人の兄姉も姉1人と末っ子の自分だけとなってしまった。
航空自衛隊を定年退官後に、妻の故郷浜松を終の住処として33年、地域の自治会長経験者でも最古参となってしまった。
70代で三つの大病をしたが、幸運にも長らえてきた。何ら介護を受けることなく、自らの意志と体力気力で毎日を元気に過ごしている。
毎日やりたいこと、やらなければならないことがいっぱいあるが、ほどほどにして健康維持と体調管理に努めている。
定年退官後は再就職し、思う存分充実した第2の人生を過ごした。そこから昨年まで、「報恩と感謝」の念をもって、地域社会における奉仕など諸活動に専念してきた。現在は、自分と家族のことを主体とした毎日を過ごしている。
朝夕の散歩、シニアクラブ等の諸活動への積極的な参加、趣味などによりフレイル(虚弱)にならないように努めている。
100歳時代の到来とはいえ、米寿・88歳となった同年代の半分は他界し、生存していても介護を受ける者も多いのが現状である。介護を受けないまでも身体のどこかが不自由となり家に籠るものが増えてきた。
これからはまさに余生である。残された人生はわずかとなった。この間に認知症とフレイル(虚弱)になるのを何とか防止、短縮して人生を終わりたいと願っている。
自分の思う通りにいかないのが最終期であることを承知している。「ピンピンコロリ」とよく言われるが、そうあって欲しいと思うが、明日のことはわからないものだ。
当面の目標は、元気に90代を迎えることである。ブログも今まで通り書けたら最高である。