86歳老いる雑感(222) 「ありがとう」、保有書籍を保存するものと処分するものに区分整理

 断捨離ではないが、書斎に保管している書籍約1600冊の整理を始めた。他に約400冊あるので約2000冊となる。

 本年3月末をもって、シニアクラブ会長を退任することを区切りに、懸案事項であった書籍を整理する事にしたものである。

 80歳を迎えた時に実行する予定であったが、シニアクラブの諸業務に専念していた関係で、伸び伸びとなっていたものである。

 今回、会長後任者も決まり、新年度の役員体制を確立することができたので、懸案事項であった書籍を整理する事に着手する事にした。今期をもって中心的な執行役を終わることになるので、区切りをつける事になる。人生の卒業は「後を濁さず」「晩節を汚さず」にしたいと思うからである。

 第1回目の整理であり、約1600冊のうち   半分の約800冊の整理を始めた。本戸棚から1冊ずつ確認して、取り敢えず保管するものと処分するものに仕分けをした。

 処分するものは、10冊を1束として紙紐で縛った。全部で40個・400冊を作り上げた。

 保存する約400冊は、今後第2回目の整理においてさらに選別する事にしている。

 航空自衛隊において、青年時代から書籍は安全保障のみならず各分野にわたって積極的に購入して愛読してきたので、格別の愛着がある。当時は、できる限り自前で買って読む事にしていた。人生航路、ものの見方・考え方、識見技能の向上に役立ったから「ありがとう」の感謝の気持いっぱいである。

 自分で処分できる元気なうちに処分したいと思っていたので、これを機会に大きく前進しそうである。

 明日は、約1200冊を対象に作業し仕分けを進める事にしている。