86歳老いる雑感( 225) 書物の整理処分、身辺整理と新しいことへの挑戦

 書籍の整理5日目、午前精力的に整理をした。書棚もスッキリしてきた。今回処分するものは約850冊となった。とりあえず残すものと処分するものとに区分し、処分するものを10冊ごとにまとめた。

 今回の数日の作業を通じて、人生の終盤において、家具家財、衣類、書籍などを整理することは大変なエネルギーを使う事になることを実感した。したがって、できる限り体力・気力の充実している時にやっておくべきだと思った。体力気力が衰えてきたら難しいことがよく分かった。

 このようなことは十分分かっていても、何事もいっぺんに処理はできず、理屈通りにいかないのが世の常である。物的なものだけではない。その他のことを含めて身辺整理が必要である。

    人生最後は、あの世にすべてのものを持っていけない。遺品として残されるものはわずかで、多くは、残された者たちがごみとして処理することになる。本人にとっては思い出の貴重品であっても、家族にとってはただのごみでしかないからだ。

 こうしてみると、本人のこだわりでしかない。出来るだけ残すものは最小限とする方が喜ばれるのではなかろうか。今回は第一回目であったが、歳を重ねるにつれてさらに残すものを少なくしなければならないと思った。

 過去のことにとらわれず、残された人生は消極的にならず、むしろ積極的に新しいものへ挑戦したいものである。人生は有限であるからだ。

今回整理処分する書籍の一部

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