わが88歳の雑感(282) 腰痛に関する浜ちゃん流の対処法

 先日、散歩をしていたら、何気ない動作で腰に突然激痛が走った。腰を強くする自分流の運動を怠っていたせいであろうか。

 70代に入った頃、腰痛で整形外科で電気治療、ブロック注射、コルセットの装着など行ったが、その時は気持ちがよくなったりしたが、時間が経つと同じ症状を繰り返しであった。これではいけない、何か方法はないかと模索した。

 かって大相撲の大横綱千代の富士は、肩の脱臼に悩まされ、肩周辺の筋力を強くする運動を毎日継続して解決したとの話を聞いたことがあった。

 そこで、腰痛に対する自分に合った対処法を試行錯誤を繰り返した。その結果、「これでなんとかなりそうだ」「これでいける」という浜ちゃん流の対処法が自然に定着するようになった。

 再発の兆候や再発することがあっても、この方法を繰り返していけば、自然に痛みは消えていき元通りになるようになったからだ。

 その方法は、簡単明瞭でである。階段、洗面所、台所で45度の姿勢で両手、両足を固定し、腰運動を繰り返すことであった。大体100回程度行うと安定してきた。したがって、一日の間でも、気がついた時には、何回でもゆっくりとこの運動を行うことにした。

 今では、腰痛が、ボツボツきそうだと感じたりした時はもとより、毎日、朝、昼、夜の入浴後に、軽易に腰運動を行うことにしている。

 自分流であるが、腰痛の未然防止に有効であり、大きな成果をあげている。それ以来、腰痛で整形外科にお世話になったことはない。今回も同じ対処法を実行し、2日ほどで改善回復した。

 自分の身体は、自分に体力がある限り、他人の力を借りずに、自分の意思で動かし、健康を維持管理していくことが一番であることを痛感した。そこには、遠慮もなく、自由で、のびのびとできるからだ。