わが88歳の雑感( 332 )  自主的な健康管理と毎日の朝夕の散歩に寄せて

 5月1日夕刊の中日新聞京都府立医科大学の研究グループが1日の歩数と健康との関係について、人工知能(AI)を使って開発した指標などから分析した結果についての記事が掲載されているのが目にとまった。記事の要点は、「1日9000歩が健康寿命延伸に効果的である」ということである。

 毎日、朝夕散歩を恒常的に行っているのは、自分の健康寿命をできる限り伸ばしたいとの思いからである。

 70代から地域のシニアクラブで諸活動に参加し、多くの先輩や同年代と一緒に活動して、人間はどのように老いていくのか、とこがどうなって仲間から離脱していくのか、現実を目の当たりにしてきたことから、最後の最後まで、何とか「歩く能力」を保持したいと強く思うようになった。

 老いる実相から、理想と現実を直視する時、歩くための歩きではなく、歩くことを義務化せずに、自然体で「歩く」ことを無理をせず習慣化することに努めてきた。

 こうしたことから、自分の場合は自然界を中心とした写真の撮影をしながら自然に歩く方式が出来上がった。どちらが大事かではなく、毎回カメラを首にかけてがかけて出歩くことにしている。このことがわが健康寿命の延伸に繋がっていけば一挙両得というものである。

❶ 「1日9000歩が健康寿命延伸」

  中日新聞夕刊 令和6年5月1日記事 出典

はままつ花博「フラワ-パ-ク 」筆者   令和6年4月2日撮影