85歳老いる雑感(92) 人生の最後は好物の「ぼた餅」を食べさせてくれ

 80歳を過ぎてから、健康面で特に心がけている事はある体重増加の抑制と好物の甘いものを避けるようにしています。

 2ヶ月ごとに定期検診で、血液、尿検査のほか3回に1回は心電図、レントゲンが加わります。

 毎日朝晩に体重、血圧、脈拍を測っています。これはかかりつけ医から勧められ「家庭血圧記録ノート」を頂いていますので、測定を励行しています。このノート記録の良いところは計測することによって自己管理に心がけることになります。

 最近は、定期検診以外は特に医療機関にお世話になることは少なくなりましたが、身体の調子が悪い時は躊躇することなく、早期受診することにしています。ここのところ加齢にかかわらず、以前より受診回数が少なくなってきているようです。

 健康管理面、とりわけ体力気力を保つために努めている事は、出来る限り身体を動かすこと、シニアクラブの毎週月・水・金曜会に参加することです。

 その点では、シニアクラブの諸活動の責任者として先頭に立って活動していることが役立っていると思われます。

  シニアクラブの諸計画の立案や諸報告の作成、会報の編集、趣味活動、さてはブログを書くことなどが健康面に影響しているかもしれません。

 あちこちが痛い、疲れたなど言っている暇がないので、些細なことには無頓着の傾向があるようです。毎日、三食しっかり食事をとっているので、新聞テレビで宣伝されている飲物、薬などの類は今の所あり関心がありません。

 美味しい美味しいと食欲はあるので、その抑制に努めていますが、実際は全てがうまくいっているわけではありません。好物の甘いものも目をつぶって控えることにしています。

 したがって、家人には、わが人生の最後には、たらふく大好物の「ぼたもち」を食べさせてくれと言い聞かせています。

 なぜならば、子供の時母親が作ってくれたぼた餅が最高であったからであろうか。二度のがんを乗り越えたときのぼた餅も最高であった。