神原町シニアクラブ( 神原会) (276) 再び新型コロナ対処における会長の責務と新活動方式の確実な実行

 7月25日夕マスコミは、新型コロナ感染者が、東京295人5日以上200人以上、全国で749人と報じました。若い世代の感染拡大増加が目立つとのことであります。

 浜松市は、新たな感染者30人と発表、市民の間で急激に緊張が高まっています。浜松市ではコロナ禍以来最高の感染者数となりました。いよいよコロナが間近に迫ってきたという感じです。

 ひるがえってみますと、流行病、伝染病は、太古の時代から人類のあらゆる面に影響を与えてきました。85年の生涯でいろいろなことを経験、見聞してきたが、今回の新型コロナウイルスは、他人事ではなく、自分の毎日の生活に直結するものとなったことは特記すべきことではないでしょうか。

 コロナ禍で世界中が苦難の時代に直面しています。わが国にとっても大東亜戦争終結後の苦難の時代に匹敵する出来事ではないかと思います。厳しい事態と認識する必要があります。

 今後、コロナが終息するまでは、新しい生活様式へ転換実践していかなければならない時代となりました。好むと好まざるに関わらず、新しい生活様式を中心に社会全体の運営体制は、従来の思考や延長上ではなく、コロナに対処できる、ものの考え方、発想に切り替える必要があります。

 これからは、政治経済から産業構造、社会生活や教育体制、働き方や日常の生活様式に至るまで何らかの改革を求められる時代となってきました。

 今まで想像もしなかった時代になってきたのではないでしょうか。その点では日本民族は順応性があるように思われます。総じてマスクや手洗い、三密(密閉・密集・密接)を避ける防止策に忠実に従い積極的に努めているように思います。

 昨夕も、SBS報道特集で「重症コロナから生還した医師語る後遺症」の番組を視聴しましたが、壮絶な状況とあまりにも未知のウイルスであることを再認識しました。

 最近の状況をみていると、本年4月か6月にかけての感染者数と死亡者数の増加による緊急事態宣言による日本全国の厳しかった緊張感は、解除後、次第に薄れてきたように思います。7月後半になって、再び感染の急激な拡大が全国的に見られるようになりました。

 浜松市においては、第1波の緊迫感より最近の方が高まっています。高齢者集団の責任者として、諸活動にあたっては、今まで以上にコロナ対処を中心とした新しい活動方式の実行を徹底することにしています。

 自分たちのシニアクラブからコロナ感染者を出さないという固い決意を新たにしました。諸活動の中核となる代表者の堅い決意と諸注意の確実な実行が必要不可欠です。みんなで決めた事を守っていない人が出た場合には、心を鬼にして断固として守ってもらうようにしています。それは会長の責務であるからです。