元自衛官の時想(88) 基地周辺住民に対する「エアフェスタ浜松2019事前訓練展示」の案内

    去る9月20日基地周辺の住民に対して、各町自治会を通じ、航空自衛隊浜松基地司令から、別紙「エアフェスタ浜松2019事前訓練展示」の案内が行われた。

  わが神原町の場合は、市等からの配布物等は毎月5日、20日に自治会組織の隣保各班を通じて回覧・配布が行われている。浜松基地からは、毎月の「飛行訓練予定日のお知らせ」なども当該の前月の5日、20日に、事前にお知らせが回覧されている。とても素晴らしい時機を得た広報活動である。

 昨年から基地司令の英断により「エアフェスタ浜松事前訓練展示」の案内が行われるようになった。従前は、地域住民はエアフェスタ前日のブル-インパルス事前訓練を自宅付近から眺めたものであった。昨年から基地内の公開エリアから360度の視野で迫力のあるブル-インパルスの飛行を見物することができるようになった。

 エアフェスタ浜松(浜松基地航空祭)は、「浜松の凧揚げ」とともに浜松の一大イベントとして、広く市民に知られている。まさに秋の風物詩となっている。

 いうまでもなく、浜松基地航空自衛隊発祥の地・「教育のメッカ」として知られ、基地周辺自治体及び住民と共存共栄の良好な関係にある。日頃の基地周辺住民の理解と協力支援に対する浜松基地の感謝の気持ちがこうした事前訓練展示の積極的な案内につながっていると思われる。

 昨年同様に、10月19日(土)には、基地周辺の住民が浜松基地を訪れるであろう。入門時の長蛇の列はその人気のほどを物語っている。予行と本番の飛行展示2度も見物できる醍醐味は基地周辺住民の隠れた地の利の得といえるかもしれない。

基地周辺住民に対する「エアフェスタ浜松2019事前訓練展示」の案内

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