85歳老いる雑感(108) 「寄る歳には勝てない」と「歳相応になる」

1 寄る歳には勝てない 

「寄る歳には勝てない」と言う言葉があるが、歳を重ねるにつれて、身体の機能が低下しつつあることは確かである。自分の身体で日々実感することがある。

 毎日元気に過ごしているようであるが、85歳の大台超えると身体の弱い箇所が少しずつ生まれてくるものである。

2  歳相応になっていく

 また、別の言い方で、人間の身体は、次第に「歳相応になっていく」といわれている。このことも自分の身体を通して実感している。

 特に、75歳の後期高齢期に入ってからそのように感じるようになった。 シニアクラブで各年代の皆さんと交わっていると、自分を含めて、「寄る年には勝てない」「歳相応になっていく」は共通の認識ではなかろうか。

3 積極的な対処

 現代的には、「フレイル(虚弱)」になると言うが、これをどのように未然に防ぐか、遅らすか、程度をどのように和らげるか、対処の仕方は様々である。できる限り、自分で積極的に立ち向かうことが必要ではなかろうか。

 自分としては、こまめに身体を動かす、シニアクラブの諸活動に参加する、今の趣味を持続する、ブログを書き続ける、できる範囲で地域の奉仕活動を続けるなどである。

 無理をせず、背伸びせず、淡々と続けたい。