86歳老いる雑感(248) 背筋をシャンと伸ばした姿勢で歩ける

 今日夕方散歩をしていたら、愛犬を連れて散歩している町民の女性に出会った。彼女がいきなり「背筋がまっすぐになっているから若々しく見えるんだ」とおっしゃった。また、自治会活動を一緒にしたことのある知人は、毎年の年賀状に背筋を伸ばした散歩姿をよく見かけると認めている。

 そう言えば、ゆっくりではあるが、下を向いてショボショボと歩くことはない。こうした姿勢が歳の割には、元気に見えるようだ。

 特別に意識しているわけではないが、母親が子供の時から「胸を張って歩いているから遠くからでもよくわかる」と言っていたのを思い出した。

 少年時代からの習性もしれない。自衛隊で35年余にわたり航空自衛官として背筋を伸ばして勤務してきたこともあるかもしれない。

 歳の割には、背筋が真っ直ぐで若々しく見えると他人から言われて悪い気はしない。

 そのうち、ショボショボと下を向いて歩くようになったら、正真正銘、歳をとったなあと皆さんから見られるようになるであろう。こんな姿を想像して苦笑している。

 今日は午前、耕運機を倉庫から引っ張り出して、2時間ばかり家庭菜園畑を耕した。春日和で汗をかいた。元気で1日を過ごせたことに感謝する。歌の文句ではないが、ありがたやありがたやである。