86歳老いる雑感( 245) ふと「何歳だったけ?」と問いかけるときがある

 快晴の一日であった、天気も和らいできた。それにつれて、花壇の雑草が勢いを増してきた。

 そこで、午前は妻と一緒に「ありがとう花壇」の手入れをすることにした。3時間の作業で、2箇所の花壇の草取りを概成した。

 午後は輪投げの定例会、成績は普通、どうも身体が重く、動いていないように感じた。大体、午前の労働の後は横になって疲労回復を図ることにしているが、今日は、正午に帰宅し、昼食をとってすぐに午後の輪投げに参加したせいのようであった。

 普段は全く歳のことを考えずに動き回っているが、負荷のかかる肉体労働をしたときには、はっきりと疲れを感じるようになってきた。

 こうした時は、ふと「俺は何歳だったか?」と自らに問いかけ、振り返ることがある。同時に、身体の疲れや回復の度合いなどから、「歳をとるということはこうゆうことか」と心身の状況から気付かされ、納得する。

 私は、「とし」を表現するのに、「年」より「歳」をあえて使うことにしている。若い時と違い、自分がその歳になってみると、「歳を重ねる」、「歳をとる」のほうがしつくりするからである。

 まな、昨今、次第に「よる歳(年)に勝てず」の言葉を実感するこの頃である。無理が効かなくなった歳となったことを自覚し、4月からは、多少とも余裕を持って毎日を過ごしたいと思っている。