シニアクラブ役員研修
11月28日から29日まで、伊勢志摩方面に一泊二日、浜松市シニアクラブの役員研修・交流・親睦旅行に参加した。
香良洲歴史博物館(三重海軍航空隊記念館)の見学、二見 ヶ浦、伊勢志摩国立公園・浜島温泉鯨望荘(泊)、懇親会、式年遷宮の伊勢神宮参拝などであった。
伊勢神宮参拝
伊勢神宮にお参りしてきた。平日なのに人人人、老若男女の多いことに圧倒された。
参拝をして、 日本のふるさとここにありとの思いがした。
伊勢神宮記念館で、歴史を学んでからと熱心に見学していたら時間がなくなった。急いで外宮、内宮と参拝した。
団体旅行のため、勝手な自由行動は迷惑をかけるので、いつもの通り小冊子「第62回神宮式年遷宮 日本の源郷 伊勢神宮」を買って家でゆっくりと読み返している。
式年遷宮広報本部が編集したものだけに、わかり易く、伊勢神宮の存在、式年遷宮の意義・内容などがまとめられている。読めば読むほど、なるほどそうかと理解、納得を重ねることができた。
日本の故郷・伊勢神宮
この小冊子の中で、「世界のどの民族にも源郷と呼ばれる「故郷」がある。民族によってはそれは聖地とされ、時に生命を賭して争い守る対象とさえなる。
日本の源郷はどこかと問われた時に、その一つに伊勢神宮があげられる。それは神宮の歴史性もさることながら、永久不変の美をそこにみるからである。
合理性を求めて様々な近代文明が生まれ、科学の発達とともに人間社会の便利性も飛躍的に進歩した。
しかし、そのなかにあっても神宮は、何も変わらず太古へと誘う。加速度的に変化する文明社会の中で、「何も変わらない」こと、それは変えること以上に労力を要することを見落としはならない。
変えてはならないものを、今後とも守ってゆく」とある。
本書を読めば読むほど、伊勢神宮の存在、意義、20年ごとの式年遷宮がどうして62回の歴史を持つのかなど、なぜ、なぜの疑問が解けて来た。
神宮のお祭り
さらには、「神宮のお祭りは天皇陛下の祭紀であること、天照大御神を約ニ千年前に伊勢の地にお祭りして以来、天皇陛下の大御心のもと、皇室の平安と国家の繁栄、国民の幸福を祈る、年間千数百にもおよぶお祭りが行なわれている。」
お伊勢参りは何回かあるが、今回の伊勢神宮参拝は私の心に深く刻まれるものがあった。
機会があれば出来るだけ何回でも参拝し、日本の良さ、民族の良さ、皇室の敬愛の根源などを考え、深めてまいりたい。
赤福の効用
それにしても、門前町の賑わい、赤福の売れ具合はすごかった。もともと赤福は中身がよかった。私も愛好家の一人であった。かって世間を欺いた赤福も真面目に商売した結果か、神宮のご加護で完全に立ち直ったようだ。何個かお土産に買って帰った。家族とともに赤福をほおばりお茶を飲み、お伊勢さん参りをふりかえった。
《 11月29日「式年遷宮記念 せんぐう館」の外宮まがたま池のほとり、記念館内は撮影禁止なので、外から撮ってみた。素晴らしい池である。池に記念館等の影が映り素晴らしい風景であった。花がいっぱいの季節はさらに感動を呼ぶであろう。》
《 鏡のような清流に、わが身を写し心が洗われた。豊かな自然に囲まれた神宮の御利益であった。》
《 休憩所に掲示された写真、やはりせんぐう館を見学し、展示物を通じて理解するのが一番良いようだ。外宮殿舎配置模型、外宮正昇殿の原寸大の再現、造営作業に合わせて工夫された大工道具など百閒は一見にしかずである。 》