わが趣味活動(102) 2020.12浜松市西区伊左地川に飛来したコウノトリに5月4日同じ場所で再会(目撃)

 国の特別天然記念物に指定されているコウノトリの浜松への飛来は,野鳥専門のカメラ愛好家の話や新聞情報で見聞するが,実際に自分の目で確かめて初めて確定した情報発信ができる。

 こうしたことから4月28日朝に浜松動物園内,ついで30日朝同駐車場で,個体識別番号J0127(2016年生まれ 千葉県野田市にて放鳥されたオス、右脚:上から黄・黒,左脚:上から黒・赤)であること、健在であることを確認観察することができた。

 一昨年12月浜松市西区伊左地橋付近及び下流コウノトリが2羽で飛来し、目撃したことがあったことから、5月4日午後伊左地橋を下って伊左地川下流を散策したところ,浜松動物園周辺で活動しているコウノトリJ0127(右脚:上から黄・黒,左脚:上から黒・赤)に再会することができた。

 コウノトリは同じところに帰ってくる習性があるといわれているが,本当であった。

 時間は1454〜1514の20分間であったが,捕食のため飛来することを確認観察することができた。(当該地点に到着した時発見したので,実際はその以前に飛来していたかもしれない。また,状況からして、しばしば飛来していることことが推察されるが,目撃確認していないので定かでない。捕食できそうな各地各所を回っているものと推察する。)

    はっきりしていることは,湖や河川において、捕食の可能性が高い時間帯,干潮時に飛来することが多いように思われる。

 諸情報を総合すると、J0127は浜松動物園付近に生活して,周辺の浜名湖や河川,田んぼなどで活動していることが推察される。

 伊左地川下流は広い区域で、望遠レンズでないと確認できないほどの場所で捕食活動には安全地帯である。

 シラサギ、アオサギなど遭遇しても悠然と動いている様子が見られた。むしろコウノトリに威圧されて最後はその場から離れる様子が見られた。

 コウノトリの目撃情報については、写真デ-タを添えて兵庫県コウノトリの郷公園へ送付することにしています。

 今年はコウノトリに3回も出会えたことは幸運であった。浜松への飛来有難う。無事故で元気に過ごしてください。

 ❶  コウノトリの飛来環境

❷   コウノトリの様子

❸   コウノトリと他の鳥との関係

❹   コウノトリの飛翔