われ89歳を生きる(335)  上下の有床義歯の再製と口内の衛生管理

 6月4日、午前かかりつけの歯科で新しい上下の有床義歯を装着した。

 今年になって、3本抜歯をすることになってしまったからだ。従前の有床義歯上下は、噛み合わせなど不調の場合に備えて保管することになった。

 高齢期になると、「歯にくる」と言われるが、8020運動も80代の初めだけで、歯が次々とグラグラとなり欠損してしまった。若い頃は丈夫な歯を保持できたが、現在は14歯しか残っていない。

 もうこれ以上、歯を失うことはできないので、従前にまして丁寧に歯磨きしたり、口内の衛生管理に心がけるようにしている。

 最近は、食事などの時に、口内を噛むことがある。本来は自動的に筋肉が動いて何の問題もないはずであるが、肉体の劣化によって口内の筋肉が弛緩し、緊張感が低下しできたことによるものであろうか。

 食事においては、丁寧に噛むことによって、これらの防止に努めている。

 自転車でかかりつけ歯科への往復時に浜松基地のそばを通った。しばし、立ち止まって上空の飛行訓練機を眺めるとともに空自OBとして後輩たちの飛行安全を祈った。

浜松基地の飛行訓練機        令和6年6月4日午前撮影