令和5年度・第21回国民の自衛官顕彰(10) 空自西部高射群第8高射隊  堀本充洋1等空曹(35)  誇り胸に「鳥の巣」を警備

    令和5年度・第21回「国民の自衛官」顕彰の隊員及び部隊の横顔紹介が産経新聞で行われている。恒例のフジサンケイグループ主催の画期的な顕彰事業で敬意を表する。

国民の自衛官横顔(10)  

 空自西部高射群第8高射隊  堀本充洋1等空曹(35)

 誇り胸に「鳥の巣」を警備

産経新聞記事 令和5年9月29日  出典

❷  所感

 自衛隊の部隊は、任務を遂行するにあたって、独立し完結性が高い。従って各種の職種から成り立っており、全てが有機的に最高の能力を発揮して駐屯地・基地を運営維持することができる。

    「鳥の巣を守る」、空自の警備部門で語り継がれてきた、責任感と誇りの合言葉は素晴らしい。新しい事象に対して、積極的に取り組む積極進取の精神と姿勢は今も昔も同じであることを記事は紹介しており頼もしく感じた。

 昭和の時代、筆者も航空自衛隊で35年余勤務した。特に若い時代は、第一線の基地業務群や整備補給群の本部人事班長として人事管理を担当した。

 一日に一回は現場を周り、隊員の作業を視認し、語らい、今何が問題でありどうしたら良いか人事管理の改善向上を目指したものである。

 今年の防衛策白書でも、自衛官の活躍の場が多く紹介されている。自分の職務に誇りを持って、陰日向なく黙々と職務を遂行している隊員一人一人に光が当たることを切望するものである。