6月27日、早朝の散歩は、曇り空であり、残念ながら日の出を見ることはできなかった。
新年の初日の出、山頂でのご来光とは異なるが、朝の日の出・朝日が上ってくる光景は、神々しく感動を呼ぶものがある。
毎度のことながら、この素晴らしい光景を眺めたいと、前方が見通せる所望の場所に移動するため、普通の足取りより速く歩くことになる。朝日が呼ぶ魔力と言ったものではなかろうか。今朝はそうした点からは、期待外れで、散歩の足取りも、心なしかゆっくりとなった。
そこで今朝は、自宅近くの水田に足を止め、腰を下ろして、じっくり眺めることにした。自然界とは不思議なものだ。秋の収穫取り入れから冬が過ぎ春になって、田圃を耕し、水を引き水田となると、土の中にじっとか生息していた生物が一気に活性化してくる。
さらに田植えが終わり、稲が成長してくると水田のオタマジヤクシやタニシやその他の生き物が活動しているのか見られる。
足音だけで、オタマジヤクシは、素早く動き泥の中に同色化して姿を隠してしまう。
サギやカモ、ケリなどの鳥が水田に飛来し、獲物を探し回る様子をしばし目撃するが、自然界の営みが見れることに感謝している。
田園風景が、自宅の近くにあり、自然界が年々歳々同じように循環していると良好な環境が保たれているのだと安心感がある。
❶ 水田
❷ オタマジャクシの世界
❸ タニシの世界