わが87歳の健康法(5)  楽しみながら歩きと写真趣味の両立を保つ

 わが87歳の健康法の一つに、趣味活動として写真撮影と作品の作成を上げることがある。一歩進めて、楽しみながら歩きと写真趣味の両立を保つことに努めている。

 朝夕の散歩では、常にSONYの小型カメラ、時にはキヤノンの愛用カメラを携行し、これはという情景に出会ったら、カメラを向けることにしている。とにかく撮影して、ブログに活用できるものと作品材料に使えるものに仕分けをして、不要なものは切り捨てることにしている。

 こうした事後の処理作業は、撮影して帰った後、その都度処理することにしているが、結構な時間を費やすことになる。

 書斎に籠って、撮影した画像をパソコンに入力し、画像処理したものはブログに活用している。作品として使えそうなものはさらに処理し、作品として仕上げる。

 趣味のクラブである東部写楽会の毎月の定例会・合評会には、厳選した作品15〜20点を2L版に印刷して講師の丸井先生と皆さんに批評と評価をしていただいている。

 そのうちの、高い評価を受けたものをさらに厳選して、半切版にし額装して作品展等に出展することにしている。

 写真の良いところは、遠くに行かなくても身近に題材があることである。運転免許証も返納ているので、自転車か徒歩、バスの利用が行動範囲となるが、特に不便を感じたことはない。自分に許された環境で最大限の努力をすることにしている。

 時には、息子や姪の車で遠出の機会があれば、新鮮な写真が撮れそうである。

 歳を重ねるにつれて、行動範囲が狭くなるので、健康維持の歩くことと写真撮影を結びつけて終末期を明るく楽しく元気に過ごしたいと思っている。