85歳老いる雑感(183) 体調不良、疲れたらゆっくり寝て休む

 

 普段は元気であるが、多少無理をしたりすると疲れが溜まり身体のどこかがすぐれなくなる。身体がシグナルを送ってこれ以上無理をするなと教えてくれる。

 こんな時は、ぐずぐずしないで思い切って眠ること、横になって休む事に限る。私にとって、それが一番よく効く良薬である。

 昨日は、夕方から風邪気味であったので、夕食をとって風邪薬を飲んですぐに眠る事にした。一晩ゆっくりしたら本朝はスッキリしてきた。

 一昔前に、バイオリズム(身体、感情、知性)が流行り、曲線を描いた表をよくもらったものである。実際はバイオリズム表を頂いても、一見するだけで、あまり利用する事はなかったことを覚えている。科学的、医学的な評価のほどは承知していないが、そのうち騒がれなくなってきた。

 バイオリズムを見て、調子の良い時に仕事をし、調子の悪い時は休むにこしたことはないが、世の中バイオリズムに従って動いているわけでないから、いつの間にやら関心がなくなったように覚えている。最初は珍しかったがそのうちに目もくれなくなった。

 それよりも正確なものは、自分自身が感じる体調ではなかろうか。自分の身体は、腹が空いた時の腹時計から始まって、自分の身体特有の色々なシグナルがあるものである。これらは長年の経験則から自然に感知することができる。

 歳を重ねるにつれて、外での力仕事をしたり、パソコンに長時間向かい合っていると身体の特定部位が痛くなったり、腕がだるくなったり、肩が凝ったり、眠くなったりと自分特有の兆候、シグナルが現れるようになるものだ。

 身体状況の変化に関しては、自分の身体全体が感知・反応機のようなものである。対処は明瞭である。まずは休息、状況に応じて速やかに医療機関にお世話になることだ。