浜ちゃん日記  コロナ禍で定例会・輪投げ大会を終えて思うこと

 本日午後、5月の定例会・輪投げ大会を無事に終えた。コロナ禍は第4波と変異ウイルスの感染拡大を受けて、コロナ対処に万全を期して実施した。

 コロナウイルスの急速な拡大は、私達の生活に深刻な影響を与える事態となっており、特定の都市や地域の非常事態宣言だけでは阻止できない状況になりつつある。

 国民の意識も、最初の時のような恐怖感・不安感・緊張感もなくなり疲れてきた感じである。マスコミも危機感を煽るが、国民の対処策への協力・実行も緩んできた。

 その上、全国民待望のワクチンの接種も遅々としてスムーズに進まない現状にある。現状の個々の事象に一喜一憂するのではなく、抜本的に緊急時における国家のあり方、国家の基本をどうすべきかを真剣に考え、是正しなければならない時期に来ているように思う。

 一つの行事を終えるだけでも、コロナ禍でほっとする異常な日常生活がある。毎日の新聞テレビでは高齢者のワクチン予約騒動を報じている。高齢者に予約陣取り合戦をさせて、予約が取れた取れなかったと勝敗の競争をさせている。そこには表面的な騒動をテレビ的に取り上げるだけである。

 個々の事象を嘆き怒っても、非難してもなんら抜本的に解決策にならない。その根源はどこにあるのかを理解しない限り将来とも同じことの繰り返しではなかろうか。

 国民の多くは、国家の緊急事態においても十分に対処し得ない重大欠陥事項は何なのか、現行法律等をもってしても果断に対処策を実行し得ない阻害している要因は何かを理解し始めている。

 最終的には、国家の緊急事態に有効・迅速・適切に対処し得ない仕組みなど国家の基本である憲法の問題に行き着くのである。

 コロナウイルス禍が一単位クラブの小さな行事でも大きな影響を受ける時代となった。このままで良いのであろうか。

 わが国が進むべき方向を、国民が政治に強力に求める時期が到来しているように思う。黙っていては動かない。憲法について、世論が高まり、国民の関心と理解、欠陥事項の是正が一層求められている。