85歳老いる雑感(125) 自転車も高齢者には危険な乗り物であるとの認識と安全運転

 自家用車中心の生活から自転車に乗り換えたが、自転車も危険な乗り物でであるとの認識と安全運転には自動車以上の慎重さが必要である。

 毎日の生活の基本は歩くことにしているが、先日、20本入りの液体の重量物を自転車の後部に乗せて歩道利用して運ぶ途中、バランスを崩して転倒した。幸にして他人には迷惑をかけなかったが、自転車には重いものを絶対に乗せてはいけないことを痛感した。

 重量物の場合、バランスが崩れたときハンドルでの制御は全く効かないからである。

 この教訓から自転車は自分が乗るだけでにして、重いものはいっさい載せないことにした。高齢期にあっては、歳を重ねるにつれて身体の機能低下していくものだ。バランス感覚や周囲への順応面では自分の自覚以上に低下しているものである。

 こうした点から自動車以上に自転車も危険な乗り物であるとの認識と自転車の利用にあたっては、安全第一で乗ることことを決意し心を引き締めた。