5月7日(木)、夜空を見上げて、満月(フラワームーン)を眺めた。国立天文台によると、満月になる時刻は19時45分とのことであった。この時刻にはちょうど雲がかかっていいたので、その後再び眺めることにした。
満月には、古来、別の呼び名があるごとく人間の生活や自然、季節と結びついた夢や願望、想いが込められいる。満月を眺めて詩文をしたためたり吟じたりするところまでいかないが、花鳥風月に寄せる人の心は温もりがあり情緒があり穏やかである。
いつものことでもあるが、満月ともなると月光が部屋の中まで燦然として差し込んでくるので目覚めることがある。外を眺めても月光の強弱を感じる。こんな時は、しばしベランダに出て満月を眺めることにしている。明日の勤めがない老境の一夜となる。
令和2年5月7日夜