83歳老いる雑感( 64 )  シニアクラブ等の代表者としての諸活動と運転免許

1    家庭菜園と諸活動

 今日は 快晴の一日、午前家庭菜園の棚作りを行った。ナス・キュウリ・トマト、ゴウヤなどこれから実をつけるものばかりで、わが家の食卓に新鮮な野菜を提供してくれる供給源でもある。

 家庭菜園における栽培は主として家内がやっており、耕運機、棚づくりなどは声がかかれば手伝うことにしている。シニアクラブだ、なんだかんだと出かけることが多いため、この程度の協力しか出来ないでいる。家内もあきらめて、ある面ではあまり期待していないようだ。近い将来、地域活動から離れるようになれば、家庭菜園へのかかわりの度合いが変わってくるに違いない。その時期になれば、意外に家庭菜園の作業が生活の中心となってくるのかもしれない。

2   対外活動と運転免許 

 そのカギを握るのが、高齢者の自動車運転と深くかかわり合っている。80歳代になってから、すべての役職引退を決意してから諸般の事情で計画通りに行かないでいるが、85歳が近づいてくると、いつも頭にあることは、今話題の高齢者の運転免許証の返納である。普通車運転免許をいつ返納するかによって社会的活動、地域活動が制約され、おのずとこうした主導的な活動から自動的に外れることになるからである。実に車の運転と諸活動とは切っても切れない密接な関係にあるからだ。

3   高齢の運転と加害事故、免許返上

 最近の高齢者の問題は、被害者となる事よりも、突如として加害者となり死亡を伴う重大運転事故事例の発生である。晩節を汚す自動車運転事故は家庭でも大きな話題となってきた。運転に関する自らの決断は自らにあるからである。

 日常的な自動車運転は、主としてシニアクラブ等の役員としての諸活動と家族の買い物運転である。どの時期に自動車運転を停止するかどうかが大きな課題となってきた。

4     主導・中心的活動の根源と引退

 一般の会員として通常の活動に参加することは、いつまでもできるが、会の運営の先任者となると活動の中心的な役割を果たさなければならないからだ。そのためには、健康と体力気力、パソコンの活用と車の運転が、主導的・効率的かつ精力的な諸活動の根源となっているからである。

 新年度の総会では、退任に伴う後継者の問題を提起した。何事も頂点に達する前に退くのがよいとする人生観を保ってきた。これは男子・高齢者の美学のようなものだ。現実は、自分勝手に、ハイさようならというわけにはいかないところが、難しいところである。

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