神原町シニアクラブ(174) 令和元年初のホールインワンとたわいのないことの大切

1    ホールインワンとたわいのないこと   

    令和初の月曜会グラウンドゴルフは・5月6日午前約2時間、会員10名が参集してプレーをした。若い人たちは家族一緒にレジャーを楽しんだ10連休最後の日だったようだが、高齢者は家での生活が主体であっただけに、身体が鈍ったととの声が多かった。そこでグラウンドは最適の運動で大人気の一つとなっている。

    快晴の下、動くと汗ばむほどであった。昨夜は雷雨と雨雲が通過したせいか、地面は湿っていたが時間共に乾燥してきた。

    プレー前のロコモ体操で、今日は、「みんな令和の第1号ホールインを出そう」と呼びかけた。誰が一番最初の令和の第1号となるか注目した。

    プレー開始の早い段階から第1号の歓喜の声が上がった。それからは次々と、私を含めて10名中5名がホールインワンが出した。そのうち2名は2回もホールインワンなっが入ったと笑みを浮かべて帰っていった。全員参加賞賞に加えてホールインワン賞が付いた。

 こうしたたわいのないことが実は日常生活で最も重要となってくる。高齢者にとっては、些細な喜び、ときめき、感動であっても心身の活性化につながっているからである。たかがボ―ルの1球が一発で決まったかどうかであるが、そこに感動と喜びが伴うとき、心身の再生が始まるのである。運営の責任者としては、一人でも多くの会員がホールインワンを出すと心なしか恵比須顔になってくる。

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2    健康広場の花ラインと環境美化地域奉仕

    健康広場の外柵沿いの花ラインでポピーが輝いていた。蒔いた種のが35%程度しか生育・開花しない過酷な状況下であるが、なんとか期待に答えてくれた。ありがとうの一言しかない。

 会員諸兄や土壌の責任でもない。シニアクラブの責任者として、最初から無理を承知で環境美化を推進してきたが、雑草の繁茂が激しく、高齢者の人力ではその処理が手に負えない程になった。

 花活動とグラウンドゴルフに参加するシニア会員に協力しいただいて種をまいが、砂利の土壌であることから労多くして生育・開花に結びつかないのが難点である。地域の環境美化に大いに貢献しているが、雑草の繁茂を高齢者の現有人力で防止することは困難であると判断するに至った。無理をしない、当然と言えば当然である。

 次は、コスモスとヒマワリの種をまいて、開花を楽しんだ後は、外柵沿いの花ラインの活動範囲を大胆に縮小し、高齢者の現人力に合った活動を図る計画に切り替えることを検討している。高齢者のさらなる高齢化に対応した対処策により、活動中止ではなく身の丈に合った美化活動の継続を図ることを重視した。

   美化活動の停止はすぐにできるが、何としても環境美化活動の芽を保ちたいと思っている。こうした選択も会員の高齢化の進化に対する方策ではなかろうか。

     グラウンドゴルフで使わせていただいている地面の整備は当然のことである。

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