去る6月23日午後、静岡「正論」友の会第29回講演会が、浜松市地域情報センターで開かれ参加した。
自衛隊定年退官以来、毎回浜松で行われる正論講演会には出席して、実に文字通りの正論の各分野のお話を拝聴することにしている。
新聞等において、特に、産経新聞は国際情勢の報道・分析、国家のあり方や基本問題、国家の安全保障に関わる内容の記事や専門家の所見内容が論旨一貫し、的確で優れたものが掲載されているので現職時代から注目している。
これは、身をもって国家防衛の第一線部隊において35年余勤務した航空自衛官の立場から見て、国際及び我が国を取り巻く安全保障環境、軍事情勢などの分析、評価、問題点の指摘と対処方策など「主張」や「正論」の内容が空理空論ではなく冷徹かつ厳しい現実に対処しうるものであると評価するからである。
今回は、空自OBの中で論客の第一人者として頭角を表し、論理的な分析、考察に優れかつバランスのとれた見識で、確固たる所論を発信しているの講演であり、応援も兼ねて出席した。
会場では、静岡県隊友会会長内山好夫氏(元空自浜松基地司令)、筆者の次にバトンタッチした静岡県隊友会副会長・西部地区協議会長若杉幸助氏と一緒に席を並べて講演を拝聴した。
参加者全員に講演要旨のレジメを配り、講演にあたって、視聴覚資料など実によく準備された内容であった。
講演内容の細部は省略するが、戦闘機パイロットとして防衛の第一線に立ち現場の最高指揮官を経験した自衛官OBだからこそ語れる堂々たる内容であった。
❶ 静岡「正論」友の会第29回講演会
「ウクライナ戦争の教訓と日本の安全」
❷ 講演会の記事 令和6年6月26日 産経新聞
❸ 産経新聞掲載 令和6年4月4日
正論 真の「平和国家」を目指す時だ」