静岡「正論」友の会第27回講演会が7月10日午後、国士舘大学特任教授百地章氏を迎えて、「今こそ憲法改正を 70年以上放置された憲法の欠陥とは?」と題して、クリエ-ト浜松で開かれた。お昼にバスで浜松駅まで出かけ、講演会に参加して夕方帰宅した。
かって、昭和の時代、自衛隊の第一線部隊と司令部勤務で35年余の勤務体験、その後の地域社会に一般市民生活を通じて、国家のありよう、国家の基本問題に関心を寄せてきた。世界のどの先進国家の憲法にも規定されている軍隊と緊急事態対処の条項が日本国憲法には欠落しており、青年隊員として防空の第一線であるレ-ダ-基地に要撃管制官として勤務した昭和の時代から今日に至るまで,終始一貫して国家の基盤となる憲法については、自衛官の厳しい勤務体験からも何としても改正する必要があることを確信してきたものである。したがって、このブログで国家の諸問題にふれるときには、憲法改正の必要性を強調してきた。
今回の百地氏の講演は、内容が充実しており、核心を突いたものであった。自衛隊組織と警察組織の違いなどからのアプロ-チなどは一般の皆さんにもわかりやすいものであったのではなかろうか。また、講演内容の要点をまとめたレジメが配付されたのは素晴らしい配慮であった。
最新刊の著書「日本国憲法八つの欠陥」購入して熟読しているところである。
❶ 講演会
❷ 講演会バンフ
❸ 講演会記事 産経新聞 令和3年7月11日
❹ 話題の著書「日本国憲法八つの欠陥」 著者 日本大学名誉教授 百地章