わが88歳の雑感( 294) 自分なりの人生観,価値観、信念をもって終末期を生きる。

 毎日の新聞テレビで高齢者の健康に関する記事や広告が掲載されている。健康管理、病気予防、食事栄養管理から高齢期人生の生き方、終活の仕方、さては財産管理に至るまで様々な事柄が取り上げられている。

 内容は最もであり、なるほどと同感するところもある。取り入れられることはは取り入れることにしているが、自分の性格、身体状況,生活環境などに合っているかである。参考にはするが、無理して合わせたり、真似たりすることはないと思っている。

 参考になることを取り入れる場合も、大筋や基本的な考え方が生きておれば良いと思っている。自分に合ったやり方で取り入れることにしている。そのまま取り入れたり、その通り几帳面にやり過ぎるとその反動などがあるものだ。

 88歳の今日までを振り返る時、今の生き方が自分にとって一番合っているように思っている。他人の生き方はそれでよし、批判することもなければ羨望することもない。他人は他人,それぞれ個性とその人なりの生き方があるからである。

 これからも、自分の今までの生き方で前進するだけである。そこには自分なりの人生観、価値観と信念があり,生き方があるからである。

    昔からよく言われる「老いの一徹」や「頑固爺」の一面と「好々爺」の一面を織りなす最終期の人生が送れれば幸いである。