わが88歳の雑感( 285) 毎日、自分の身体状況を知り、自己管理に努める

 70代後半で、心房粗動、腎盂がん、膀胱がんになったが、それぞれ的確な現代の医療対処によって、危機を乗り越えて、「生かされた命」となった。

 そうしたことから、自分の身体の自己管理を徹底することに努めてきた。具体的な実行策として、毎日朝夕の散歩を中心に、できる限り身体を動かすことを実行している。また、血圧計と体重計を設置して、自分の身体状況を朝夕定期的に測定し確認することにしている。

 測定器具は、OMRONの「血圧計」と「KARADA SCAN」である。血圧計では、血圧の上下値と脈拍数、KARADA SCANは、体重、BMI体脂肪率、骨格筋率と内臓脂肪レベル、基礎代謝と体年齢の項目が記録される。

 毎日、記録用紙に記載するのは、血圧値の上と下、脈拍数、体重kgである。

 毎日朝晩の2回記録するので、その推移が一目瞭然である。そのほかスマホで散歩の歩数が記録されており、手帳の記事欄に歩数を記入することにしている。

 記録することは、自分の身体を客観的な数値で確認することになり、できる限り最後まで続けたいと思っている。

 全ての数値を左右している大きな要素は、なんといっても体重である。食事管理に努め、肥満型から普通型へと、かなり気長に時間をかけて減量したがまだまだのようだ。現在、64kgの維持に努めているが、総合的に判断して、どうも60kgあたりが最良のようだ。

 したがって、現在の表示は、標準よりやや高いとの表示が出てくる。それにしても毎回、「体年齢62歳」と出てくると、嬉しいやらなにやらである。自分の身体や体力・気力の状況は自分自身が一番わかっているので、エールならぬ「励ましの言葉」のようなものである。

 元気であれば、自分のやりたいことができるし、自分の足でいろんなところにいける。できる限り健康寿命を維持し、「自分のことは自分でできる」ことに努めたい。