87歳の雑感(267) ポロリと折れた歯の処置に寄せて

 1月16日、朝食をとっていたら、固いものが口の中に残ったので、アレ〜と思ったら歯の上部がホロリと折れたものであった。よく見ると空洞化していた。

 30年来のかかりつけの歯医者は、コロナ禍のこともあり、3年ばかりご無沙汰していた。早速電話して、午前の予約診療の終わったところに入れてもらった。

 レントゲン診察の結果、麻酔して折れた歯の処置を行い、2針縫合することになった。8020を目指してきたが、寄る歳には勝てないようだ。大事をとって、一日中休養することにした。

 歳を重ねるにつれて、歯・耳・目が衰えてくる。若い時代から「身体髪膚父母に受く」で、両親譲りの身体は元気であり、この歳まで乗り切ってきた。

 さすがに80代の終わりとなると、ふと「歳相応になってきた7」と実感することがある。これからは、あるがままの自然体で、から元気で虚勢を張ることなく、身体の衰えを自覚して、明るく元気に毎日を過ごしたいと思っている。