浜ちゃん日記  東京パラオリンピックに寄せて

 第16回パラオリンピック東京大会が、8月24日開会式が行われ、開幕した。25日から9月5日開会式までの12日間各種競技が行われる。

 史上最多の4.403人の選手が参加、22競技539種目で熱戦が繰り広げられている。

 毎日、各競技のテレビ放映は、できる限り観戦することにしている。全く知らない競技種目もあったりするが、テレビ観戦を通じて、身体の障害があっても先の東京パラオリンピックそれ以上に活躍する代表選手の姿に触れて認識を新たにしたりする毎日である。

 身体的な障害があっても、厳しい鍛錬により驚異的な能力発揮と自己ベスト、大会記録の更新を目の当たりにして人間の無限の力に感動する日々である。

 この大会を通じて、多くの国民が障害者に対する偏見や差別などをなくする意識改革の一大契機となるのではなかろうか。

 パラオリンピックは障害者に対する社会の成熟度を測るパロメーターと言われている。誰もが大怪我をしたリ、障害があったり、病気になったリ、歳を重ねれば身体の機能が衰えていくものである。

 パラオリンピック大会の意義は、「お互いを尊重し合い、認め合う、共生社会実現」の契機になるかどうかが問われる。「誰もが生きやすい、生きることができる社会」「お互いの違いを理解し認め合う社会」に進化したいものである。

 今回の東京大会は障害者に対する国民意識の変革と向上、さらには国家施策と社会生活環境等の基盤の改善に大きく寄与することになるであろうと確信する。

 毎日、各種目の代表選手の活躍ぶりをこまめにテレビ映像からデジカメで捉えて記録している。そのうちブログにも記録したいと思っている。

 自分とっても、今回の東京オリンピックパラオリンピックは、わが国で行われる大会としては、最後の見納めとなるであろうと思っている。