航空自衛隊第1期操縦学生( 67 ) 第1期操縦学生出身者の現状確認調査の実施

   思い起こせば、航空自衛隊第1期操縦学生会は、平成27年(2015年)6月「第1期操縦学生入隊60周年記念大会」を浜松で盛大に開催してから早や8年の歳月が経つた。
 最後の60周年記念大会をもって、第1期生会は全国的、組織的な活動を終了して地区別の活動に移行し今日に至っている。
その後、80歳の大台に入ってからは、歳を重ねるにつれて同期生の物故者も増えてきた。また、老境にあって同期の中には、大病を患ったり、長年連れ添った最愛の妻に先立たれたり、介護施設への入所、自宅での老々介護へと厳しい状況にあり、同期生の消息の把握も困難となってきた。
 新型コロナウイルスの発生以来、さらに第5波の新型コロナウイルスの感染拡大は、感染力と重症化の強いデルタ株の出現で全国各地に緊急事態宣言が発令され、地区ごとの同期生会も開けない状態が長く続いている。
 しかし、やがて近い将来、コロナの収束が見えてきたら、地区別の同期生会も開催できるようになるかと期待をしている。 
 こうしたことから、第1期操縦学生の消息確認調査を行うことにした。同期生各位から「元気」、「病気入院」「施設入所」、「永眠年月」、「その他」程度の簡潔な内容の現状を収集することを計画実行することにした。これは最後の大会実行委員長を務めた者の責務ではないかと思って始めたことである。
 最後となった60周年記念大会に作成した同期生名簿を基にメ-ルアドレスのある30名に対して、本日送信して、同期の現状を知らせてもらうようにした。8年の歳月の間にメ-ルアドレスがなくなっているものもあり、25名程度となった。
 早速、返信もあり、早い時期にÁ4一枚にまとめて情報提供することにしている。昨日は、髙濱榮示君から電話で佐野隆君、村井禮造君の永眠の情報をいただいた。今日はご子息から鶴野良雄君の永眠の返信を受けました。ありがとうございました。
 先に逝ってしまった同期は、昭和の時代に国家防衛の礎を築き上げた勇者であった。故人の往時をしのびご冥福をお祈りいたします。
 次はファクスによる確認調査を行い補完することにしている。