昨日9月30日午前、姪の案内で書家金澤翔子書展を見学した。浜松市西区入野町佐鳴湖湖岸の龍雲寺で9月23日から10月3日まで開かれている。
浜松龍雲寺特別企画による新作奉納記念書展でもある。新作を含み50展が展示されており、力強い筆運びで見応えと強く印象に残る作品ばかりであった。
特に、世界一大きい般若心経の力作は圧倒するものがある。金澤親子と龍雲寺との良縁によって奉納されたと言う。
この夏は2020東京パラオリンピックで各競技の驚異的な活躍をテレビ観戦し、重度の障害と人間の資質能力発揮について認識を深めることができた。
時同じくして今回の書展を通じて、ダウン症の金澤翔子さんが書家として才能を発揮している姿に接し、人間の素晴らしさを感じた。その陰にはお母様の深い愛情とわが子の将来は対する思いが親子一体となって努力した結実ではなかろうか。
人間には、必ず引き出せば光り輝く資質能力があるものである。仕事も同じである。適材適所という言葉がある。どんな仕事でも資質能力を発揮できる向く仕事や配置、職務につけばより良い業績、成果を上げることができるものである。
人間の資質能力は一人一人異なるが、各自の個性と資質能力を活かせる時と場所、環境が与えられれば、その力を発揮できるということである。
日頃から寺院には関心を持っているが、龍雲寺が歴史ある寺院であり、常に時代を先取りしている活動と運営に注目した。桜の樹木葬、光の納骨堂の永代供養など素晴らしい企画である。
どこに行っても撮影禁止が多いが、素晴らしい作品の撮影が認められていたのはさすがであった。
山頂から眺める風景は佐鳴湖はもとより南アルプスが一望できる。
途中のザクロなど撮影した。写真作品になりそうであった。ありがとうございました。
❶ 金澤翔子書展のチラシ
❷ 金澤翔子展のパンフレット
❸ 作品
❹ 山頂からの眺め