神原町シニアクラブ(神原会)(334) 新型コロナ禍でのシニアクラブの積極的対処と活動

 ある新聞の読者の声欄を読んでいたら、毎月1回あったシニアクラブの集まりも、コロナ以来なくなり、家に籠もりきりで寂しいとの意見が載っていた。

 コロナに直面した当初はともかく、現在に至るまでこんなクラブもあるのかと多少驚いたものである。

 物事には、いろいろなやり方があり、コロナ感染防止をするために、とにかく何もしないで家にいること、全てをやめて、何もしなければ何も起きないという捉え方考え方もある。

 だが、物事には表と裏、長所と短所、利害得失があり、やり方はさまざまである。

 私はクラブの責任者として、徹底してコロナ感染対策をしながら、消極的やり方より積極的な対処の方を取ることを実行してきた。

 新型コロナウイルスに直面した当初は、とりあえず全ての活動を停止して様子を見たが、その後、三密を避けるなどの新しい活動方式もって対処し、活動内容もかなり変更して、回数的には従前とほぼ同じくらいに活動をしてきた。

 これらは、小規模のシニアクラブの特性を生かし、コロナ対処をしながら、シニアクラブの活動方向を「フレイル(虚弱)を予防し明るく元気に過ごすこと」に重点をおいて、全員の理解と協力を得てやれば、必ずできるとの信念から実行したものである。

 このやり方はこの1年間の実行により定着し、ブレることなく安定した円滑な運営を行なっている。今後、在任間この方針を堅持したいと思っている。