神原町シニアクラブ(神原会)(301)   グラウンドゴルフの運営と実施要領の改善

 先般、神原町シニアクラブ(神原会)(299) 「諸活動にあたっての全員役割分担と運営参加の意識高揚」で諸活動の運営及び実施要領につて触れました。

 神原町シニアクラブ(会長濵田喜己)は、11月、グラウンドゴルフの運営及び実施面にわたって全面的に見直し、精力的に改善向上を図っています。特に、グラウンドゴルフ打数確認、記録は組ごと各人が順番で行い、最後にプレイ終了後において、3名1 組が順番で、全員の得点の確認、総得点などは電卓を使用して計算し、順位の決定を行うことにしました。また、記録及び順位決定表は誰が行っても間違いなく記入しやすいように改善しました。

 各組ごとフレイ中における打数及び累計の記録は、順番で記録者となります。記録者はプレイ当人の打数の発声申告とともに周りの者も確認し、A4版の記録表に打数及び累計を記録します。記録をバインダ-には、記録用紙を挟み、紐の付いた鉛筆と小さな袋に入れた消しゴムを付けており携行します。間違えたときには消しゴムで消して訂正します。

 記録者は、スタ-ト時点では第1打者の3番目打者が携行し、第1打者がプレイを終わったら記録し、速やかに第1打者に渡します。第1打者は自分の分を除いて全員の分を記録します。その後は、順次一人ずつ下がって同じことの繰り返しであり、記録者が変わってきます。これらは慣れると特に問題もなく円滑に進行ししています。

 今回、改善したのは、従来各ラウンドごとのB5版のスコア記録表をA4版の「スコア記録及び成績順位決定表」へ変更し、3ラウンド分を1枚の様式に集約、すべてを網羅するようにまとめたことであります。これによって全般状況が一目瞭然となりました。 

 また、最後の総得点の合計と成績順位は、従来、特定の者が担当していましたが、一番早く終了した組から、3名1組となって最後の締めを担当することにしました。それは、得点の確認と発声、電卓による合計点、記録用紙への記入を順番で行うことにより、個人差を無くするようにしました。順番でみんなが行うようにしましたので、間違い、遅れなどなくなりました。電卓も文字が大きく、しっかりと入力できるものとしました。

 プレイの組編成は、ジャンケンで通常2組に分かれ、毎回メンバ-が変わってきます。記録者も順番で行うことになります。プレイ中の打数及び累計は単純であることから従来方式としました。従前、総合点は暗算方式をとりましたが、個人差が顕著となり、暗算の間違いや速度の優劣が諸活動に影響を及ぼすことになることから、その解消を図ることにしたわけです。最後の各ラウンドの合計点、総合点は、プレイが終わった後、3名が集まって落ち着いた状態において電卓で確認する方式にしました。この新しい方式については、間違いがなくなり、迅速に処理が進み、全員が今回改善したやり方がよいと好評でありました。

 最後に、3名組が、全体の成績の判定と順位を確認している間は、その他の者は、用具の点検と収納、清掃など会場の状況に応じて、各人がそれぞれの業務を役割分担することにしました。最後に責任者が、成績及び順位などを確認、発表しで、賞品を授与することにしました。

 人間は何もしなくて、他人の行うことを待っていると長い時間に感じるものです。こうしたことがないようにしたら、いっぺんに問題は解消しました。

 役員だけではなく、できるだけ全員が運営及び実施に参加することが、諸活動本来の目的であるフレイル(虚弱)を防ぐことにつながります。今月に入って新しい試みをやってきましたが、次第に慣れて安心して順番で役割を果たすことができるようになりました。明るく楽しく諸活動をすることが狙いであり、不具合が出れば、速やかに対処改善することにしています。

グラウンドゴルフスコア記録及び順位決定表

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