浜ちゃん日記  新春の中田島砂丘の素晴らしい眺め

1.初日の出後、静かな新春の中田島砂丘を訪れる

 平成30年元日、初日の出を迎えたのち、浜松市中田島砂丘を訪れた。元日は早朝、車で中田島の公園駐車場に向かったが、すでに超満車であったことから遠州浜の外れの方へ移動し、静岡県浜松市沿岸域防潮堤整備事業である天竜川西岸から浜名湖今切口東岸までの17.5キロメートル の大規模な防潮堤に立って初日の出を迎えた。

 天竜川西岸の防潮堤の最東端付近は、初日の出を迎える人々が黒山のようにさえ見えた。初日の出を迎えた後は水が引くごとく、あっという間に人影が少ない海岸に戻った。しばし、海岸を散策した後、遠州灘臨海公園へ移動し、すでに賑わいが終わった後の中田島砂丘を訪れた。

2.  潮の香りと自然の造形が織りなす中田島砂丘

 約一年ぶりであろうか、中田島砂丘の入り口から太平洋を眺めると、工事中の防潮堤が東西に横たわり、様相が一変しているのに驚いた。建設中の防潮堤に立つと見慣れた砂丘が展開した。

    鳥取県湯梨浜町宇野で生まれ、日本海海岸のそばで育ったせいか、砂丘を一歩一歩踏みしめながら海辺へ近づくにつれて、潮の香りと寄せる波音は心を揺さぶるものがあった。真っ黒になって宇野海岸を遊び場にして活動し、海で鍛えられた少年の頃の思い出がよみがえってきたからである。波打ち際に立って、東西を見渡すと延々と続く海岸線は素晴らしい眺めであった。何物にも代えがたい自然の造形と景観がそこにあった。

3.よく整備された遠州灘臨海公園

    遠州灘臨海公園一帯は、よく整備され砂丘入り口から舞阪方面まで散策したのが思い出された。自然との調和を図り、自然環境を残しながら静岡県浜松市沿岸域防潮堤整備事業が進められている様子が伺えた。 

f:id:y_hamada:20180101073022j:plain

f:id:y_hamada:20180101083443j:plain

f:id:y_hamada:20180101083200j:plain

《 平成30年1月1日午前 中田島砂丘にて 》