がんとの闘い(39) 退院新たなる出発

   4月21日早朝から雨である。午前、11日から入院した病院を退院しお昼前に我が家に帰ってきた。

   今回の入院は、膀胱内のがん再発に対して、二度目の「経尿道的膀胱腫瘍切除術」を受け、膀胱内の腫瘍は取り除かれ、病理検査が行われた。再発予防の処置が今後の最大の課題となってくる。

    退院は、がんとの闘いの一道程であり、新たなる出発の日でもある。それは、 しぶとい冷酷ながんとの闘いに備えて、しばし、陣立てを整えてから始めるための戦備の期間が始まったと言って良いであろう。

    昨日は、担当医から病理検査結果の説明を受けた。今月末、家内を同伴して、外来通院にて担当医の診察を受け、病理検査結果及び現在までの経過を元に今後の予防戦略を立てることになるであろう。

    静かな病院環境、完備した医療体制の中で、治療ができたことに感謝する。