神原町花の会・花美原会(47) 台風18号に負けるなコスモス

 お花畑の台風による被害と復旧作業

 大型の台風18号は愛知県豊橋市付近に上陸し、関東甲信から東北を縦断して太平洋に抜けたが、各地に甚大な被害を与えた。

浜松市西区神原町(かみはらちょう)の神原町花の会・花美原会(かみはらかい)の花畑も大きな被害受けた。

 猛烈な強風りため看板の日本の支柱が折れてしまった。メインのコスモスは傾き、花が多く散った。自慢のルコウソウのア-チは根元から倒れてしまった。管理小屋も少し壊れた。

 台風の威力の前にはナスすべもないが、早速、午後は4時間かけて、看板が少し低くなったが元通りに設置した。斜めになったコスモスはそのままにし、通路部分を整理し、来訪される方に気持ち良く花摘みしていただけるようにした。ア-チは撤去することとした。

 

驚くべきコスモスの生命力に期待

 過去の台風で、コスモスが倒れたりするのは何度か経験済みである。一週間もしないうち倒れた状態からしっかりと上に伸びて花を咲かせてくれた。なまじっか手を加えない方が良いことを知っている。そんなことで、それほど落胆はしていない。自然に任せるのが最良である。

 したがって通路部分のみを歩行の邪魔にならないようにしてみた。コスモスにとっては、そのままの状態、あるがままが最も良い状態であろうが、通路だけ手を加えることにした。

 コスモス花は繊細でかよわいが、コスモス全体は見かけらよらず、しぶといぐらい強い。心配なのは塩害がどの程度あるかである。

台風で被害を受けたコスモスが月末から来月初旬の整理までの間、立ち直って無料花摘みに協力してくれるであろうことを期待している。

 

自然災害を乗り越える人間の英知と復旧力

 人間は自然との営みの中で、古代からいろいろなことを学んできた。自然災害に対しても減災する方法を学んできた。台風18号の豪雨による河川の氾濫等各地の被害はすさまじいものがある。

 被害に遭われた方に思いをはせながら、自然災害と向き合う人の在り方、個人の対処、地域社会・国としての対処等を私なりにしばし考えてみることにした。

 

コスモスの生命力

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《 整然としていたコスモス通路も、台風でコスモスが倒れ通るのに不便であったが、何とか整理できた。》

 

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《 コスモス畑の各列は、台風で乱れてしまった。そのままにして コスモスの生命力に期待することにした。つぼみをついぱい付けているので最後が楽しみである。 》