戦前の映画「愛染かつら」を観賞
《 愛染かつらDVDの表紙 》
浜松市西区神原町の「神原町シニアクラブ」は、年度の「活動計画」及び「行事予定表」に基づき、毎月定例会を開いている。
今日8月18日午後、定例会が神原会館で行われ30名が出席した。今回のメインは「思い出の映画観賞」として「愛染かつら」をDVDで約90分観賞した。
「愛染かつら」は、昭和13年(1938年)の日本映画である。川口松太郎の長編小説を原作に、野村浩将監督で映画化された。今で言う「スレ違いのメロドラマ」である。
主演の田中絹代と上原謙はこの映画により永遠不滅の人気を獲得したとされており、戦前の大ヒット作品となったものである。
大正11年生まれの大先輩鈴木光元会長は「今日はこんな映画が観れるとは思わなかった」「感激した」と一番喜んで下さった。
定番の「私たちの信条」の唱和、物故者への黙とうのほか最後は、茶菓子をつまみお茶を飲みながら歓談して散会した。
猛暑に負けず、神原会館に参集出来る人は幸せだ。しばし冷房の利いた会館で数グル-プに分かれて世間話が弾んだ。
《 田中絹代・上原謙・佐分利信と子供のころから親しんできた名優が出てきて感動した。電話機など情景のひとつひとつが昔懐かしいものが出てきた。プロゼクタ-は、石原武前会長の寄贈によるもので会館備え付けの幕いっぱいに映写した。》