神原町花の会(花美原会)( 195) 地域に定着した無料の花摘み体験

1. 家族だんらんの話題を提供してくれる

 浜松市西区神原町花の会(花美原会)のポピ-畑は、多数の方が花摘みに訪れてくださった。出来る限りポピ-花畑に出かけて案内に努めている。お勧めは、ポピ-花と一緒に、明日咲くつぼみのついたものを持ち帰り、家族全員で開花を楽しんでもらいたいと説明している。

 花畑でポピー花を観て楽しみ、自分が選んだポピ-花をハサミで摘むことにより、愛着が生まれ、ポピ-花への関心が深まる。その上、つぼみのついたポピーを摘み取り、家に帰ってから花瓶や水差しに入れて、開花の様子を家族全員で観ることにすれば、「家族の話題が増える」こと、「家族の笑顔が生まれる」こと請け合いである。

2.花は人に愛されると一層美しくなる 

 生き物は、すべて人に愛されると一層美しくなるものである。ポピ-も花畑だけではなく、家庭に持ち帰って楽しんでもらえたら花冥利というものであろう。生あるものは必ず終わりがある。花の役割を倍加してもらえたらさらにその存在価値が増すものだ。

 多くのポピ-は花畑で開花し、種となってまた地面に落ちて自然に帰っていく。ポピ-花の運命もさまざまである。ポピ-花畑における花の使命は、花と緑のまちづくりに寄与し、住宅地における景観形成に役立ち、多くの方に観てもらい、地域社会のコミュニティづくり、情報発信の拠点となり、更に家庭で楽しんでもらえたら大きな役割を立派に果たしたことになる。

3.気兼ねせず無料で花摘みができる

 神原町花の会(花美原会)の管理する花いっぱい区域は、四季折々の花を楽しむ23個の花壇(500㎡)と基幹花を咲かせる3区画の花畑(1,000㎡)から成る。

 花活動を開始以来10年目を迎えたが、最初から特定区域の花畑は花摘みに解放してきた。その根底にあるものは、花摘みの場を通じて、地域社会のコミュニティづくり、情報発信の拠点となることであった。継続した活動により今や定着し、家族連れ、友達同士の皆さんが一緒に花摘みを楽しみにしてくださっている。出来るだけ多くの方がおいで下されば目的を十分に達成したことになります。

 時折、来訪者の方から、ありがとうの募金箱の設置などの勧めもあるが、終始一貫していることは、募金箱を置かず町民有志の花基金の運営によることを堅持すること、はさみを用意し、指定区域内においては、一切制限を設けず、管理者を置かず、来訪者の良識にお任せすることで運営してきました。

 案内をすることはあっても、募金の管理もなく、管理人を置くこともないので、お互いに負担や苦労もなくて良いと受け止めています。ポピ-畑では、何の気兼ねせず無料で花摘みができきす。まさしく「オ-プンガ-デン」であります。

 

4.地域に定着した無料の花摘み

 花摘み要領は現場に掲示しています。地域では、毎回、まつかげ児童会などが花摘みを行っている。昨日も子供たちが思い思いにポピ-の花摘みを楽しんだ。家族で散歩がてら、ポピ-花摘みを楽しむ姿がよく見られる。

 新聞テレビの威力というものに驚くことがある。新聞テレビで見たと、昨日も高齢の女性が友達と一緒に、磐田と浜北からおいでになった。浜松駅で落ち合ってバスで訪れたとのこと、それこそ一日がかりの 花の旅であったと思われる。心行くまで花摘みを楽しんでお帰りになったようだ。

 ポピ-花摘みは5月末までとし、協同活動の開始前まで可能です。6月5日(日)花協同活動でポピ-花畑の整理を行う予定です。

 

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 《 掲示板は苦笑していた。まっしぐらに花摘みが主流である。一息ついて掲示場を読むことになる。》

 

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《 花摘みは、事柄・性格がよくあらわれるようです。慎重派・即決派・少量派・大量派など様々です。》

 

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《 こどもたちは、花摘みを楽しんだ。 》

 

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《 子どものポピ-花摘み結果、お気に入りの花のほか真っ直ぐになった蕾は翌朝咲くからと勧めても、女の子は花 、男の子はつぼみを採集するのが多かった。大人の場合は、女性でも花中心はの方、蕾中心の方に分かれる。大人の男性は、もっぱら見守り派が多いい。これはどのように分析するか。》