われ89歳を生きる( 334 ) お陰様で元気に毎日を暮らしている ありがたいことです

 89歳にして幸い元気に毎日を過ごしている。1週間のうち定例的な毎日の朝晩の散歩、3日のシニアクラブ諸活動への参加を主軸にして年金生活を送っており、平凡な暮らしながらブログを書いたり、趣味、新聞、テレビ、休養とのんびり過ごしている。

 今日の金曜会では、輪投げ、ポッチャの練習、数独のほか、カラオケは森進一の「昭和平成令和を生きる」と北島三郎「母」を唄った。 昭和・平成・令和を生きてきた自分の人生と重ね合わせると一段と歌声に力が入ったようだ。

 歌謡曲では、演歌を聴くのも歌うのも好きである。シニアクラブ活動では、毎週2~3回は通信カラオケで毎回2曲昔懐かしい歌を唄っている。カラオケは自ら声を出すから健康維持に繋がっているように感じている。

 両親と6人兄弟のうち4人は逝ってしまい、今や,故郷に住む姉と私の二人だけとなってしまった。この頃は子供のころのことや親兄姉や親せきのことを夢見たり思い出すことが多くなった。

 先日、航空自衛隊退職者団体「つばさ会」のホームページの訃報欄を見ていたら、入隊同期のB君の名前が載っているではないか、昨年、本人から電話で病気で入院、退院したとは聞いていたが、あまりにと早いので驚いた。

 小学、中学、高校の同級生や自衛隊の同期生など同年代が、次々とこの世を去って行く昨今である。70代までは中心となるリーダー格や事務局長が存在して、同級会、同期会が活発に行なわれてお互いの消息を知ることができたが、80代に入ってからは、物故者が増え、介護施設への入所や子供宅への転居などにより、縦横の連携や連絡等が困難となり、組織的な活動を停止、解散せざるを得なくなった。年を重ねるごとに、同級会、同期会の活動は自然消滅の状態となってきた。

 時代とともに世間とのつながり、社会的な活動範囲が段々と狭まり減少してくる中で、自力で足腰が動く限りは、地域のシニアクラブの諸活動には積極的に参加していこうと努めている。そのお陰であろうか、89歳にして元気に毎日を暮らしている。ありがたいことです。

 筆者近影 令和6年5月31日撮影