家内からいつも身綺麗にとアドバイスを受けている。毎日同じ服装でも、あまり気にもしない性格のせいであるからだ。
その上、現職時代と違って、自宅と地域社会での生活が主であることから、服装一つにしても無頓着となる傾向があるようだ。
1 日常生活における身綺麗の心がけ
家内が、上着は2枚をコーディネートして、一週間分以上を用意してあるので、その日の行動予定で合わせて、自分で選択して着用することにしている。したがって、毎日日替わりして、服装を整えることになる。
ことことは、人目がどうだということではなく、毎日、気分を一新して暮らしていく上では大いに効果があるようだ。良好な心身の維持管理に役立っていることは間違いはない。ありがたいことである。
2 肌につけるものは毎日取り換え
高齢期になると老人臭が出てくるものである。自分では気が付かないが、他人には良く分かるようだ。
こうした面では、毎日、下着、靴下、ワイシャツなど着たものは、すべて取り替えることにしている。身辺の清潔を保つ上で役立っている。
文明の利器の洗濯機があるものの毎日洗濯することは大変なことである。こうしたことで、妻にいつも感謝している。
3 散髪、洗髪と毎朝のヒゲ剃り
頭髪は、頭部がツルツルになったので、何分刈りなどしないで、簡潔に丸坊主とするようにしたら、さっぱりとするようになった。洗髪なども簡単で容易である。
毎日の髭剃りは、電気髭剃り気を使ったこともあるが、簡易な安全カミソリが一番で愛用している。
4 高齢期のニオイ(体臭,口臭等)の軽減
特に、高齢期においては、歳を重ねるにつれてニオイ(体臭,口臭等)は強くなるなるものである。入浴、洗髪、歯磨きなどに気をつけてもなかなか解消することが難しい課題ではなかろうか。
近時は、ニオイに関する研究が進み、無臭化や香料が市売されているので、解消、軽減策として、その活用も一つの方法である。
個人差があるので、あまり問題とならないが、毎日の日常生活で、高齢者が快適かつ健康で過ごすには、こうした課題に取り組む着意が必要ではなかろうか。また、伴侶に先立たれた男性高齢者にとっては、深刻な課題でもある。