シニアクラブ 浜松市(10)   「MCI(軽度認知障害)及びフレイル(虚弱)予防の講座」に参加して

 2月28日午後、シニアクラブ浜松市(社団公益法人浜松市老人クラブ連合会)主催、NPO法人認知症予防研究所、デイサービスセンター脳フレッシュサロン志都呂共催の「MCI及びフレイル予防の講座」が浜松市福祉交流センターで開かれ参加した。

   講師は、第一部は、脳リハビリネットワ-ク代表取締清水孝俊氏「今こそシニアのマンパワ-が必要」、第二部は、脳フレッシュサロン志都呂古川恵美子さんと乙部ちとせさんの「あなたが主役 新時代のシニアリーダーへナビゲート」であった。

 講座は、副会長・女性委員会委員長の幸田亭子さんの司会で進められ、会長藤田かつ太郎氏の挨拶、最後に副会長中条操氏が講師に対する謝辞と閉会の挨拶をもって散会となった。

 参加者は約60名、本部役員と各地区女性部長を中心とした女性部の皆さんであった。全員が真剣に受講し、講座内容も素晴らしいものであった。

❷ 会場風景

❸   講座

① 第一部 「今こそシニアのマンパワ-が必要」

 認知症とフレイルの予防について認知症とは何か、脳の仕組みから解説され、一度に二つのことを行うことを強調された。 

 物忘れと認知症の違いなどよく理解できる説明が行われた。元医療センタ―の金子満雄医学博士の言葉・金子イズム「人間は、心臓と同じように一生、脳を動かし続けなければならない。脳の寝たきりが認知症になる。」は心に響くものがあった。

 金子先生の講話は、世間で初めて認知症が話題となったころお聞きしたことがある。バイオリンを弾いて音楽のリズムと合わせて認知症の予防を強調されたことが強く印象に残っている。

 以来、自分の健康管理は自分の意思と行動実践に努めてきた。地域への活動、シニアクラブ活動への積極的参加ゃブログを始めて継続することになった。人間は自分が主役であれば、何事も苦にならず生き生きとしてくるものである。

②  第二部 「 あなたが主役 新時代のシニアリーダーへナビゲート」

  8人が1グル-プとして輪を作り、音が等に合わせて各種のケ-ム・動作を行った

実によく仕組まれたプロググラムで感心した。

 単位クラブの会長当時、コロナ前に雄踏包括センタ-の紹介で、脳フレッシュサロン志都呂から講師を派遣していただき、認知症予防教室を開いたことがある。当時実によく仕組まれた講座で感心したが、今回さらに充実した内容であった。各人が次々と主役うまくとなる方式をうまく使っていた。