わが趣味活動(121) 90歳代に向けての写真活動

 12月30日、終日、東部写楽会定例会で講師から高評価を受けた10年余の写真を整理した。10年一昔と言うが、積もり積もって4冊のファイルとなった。

 わが趣味活動の一つである写真も、浜松写真連絡協議会等の主催する各種の写真展に半切サイズで出展するようになって約10年が経過した。大きな区切りであり、再整理をしてみると、サンプルの2L版一葉一葉に思い出が秘められている。わが人生が豊かに膨らんだように受け止めている。

 同じ趣味でも、現職時代からのカラオケ等から比べると、後期高齢期前後からの写真活動である。わずか十数年程度であるが、その利点は大いに健康維持につながっていることではなかろうか。

 朝夕に散歩するにしても、必ずカメラを携行し、労少なくして自然に健康と趣味の両得の実益成果を上げてきた。

 こうしたことから歳だから写真の趣味活を止めるのではなく、できる範囲において、90歳代に向けて趣味活動を継続したいと考えている。

 芸術としての写真表現など、あまり才能がないことは分かっているが、特に気にしていない。写真家として大成するわけではなく、市井の高齢者および写真愛好者の一人として、自分の設定した目的と目標を持って、楽しみながらさらに進んでいきたいと思っている。