わが88歳の雑感( 287)  健康維持のための、毎日の「散歩+写真撮影」

 朝夕の散歩で、これはという興味を引くものがあれば、足を止めて写真撮影することにしている。「散歩+写真撮影」は、あくまでも運動が主で写真撮影は従である。最初はそう思っていたが、この頃は混然一体となって、あまり区別がなくなってきた。どちらが主従かなどどうでもよくなったからだ。「散歩+写真撮影」が生活の一部となり、自然体となったということである。

 写真撮影は、一か所にとどまって、構図を考えながらじっくりとチャンスを待つのとは違い、これはいいなぁと思ったら、その場で撮影して、すぐに散歩を継続することにしている。一つ良いことは、次の個所に行ったら何かあるのではなかろうかと期待感を持ちながら前に進んでいるので、楽しみながら歩いていることになる。

 ただ歩くだけでは、これほど毎日朝夕の散歩は続かなかったように思う。「継続は力なり」で、毎日の「散歩+写真撮影」の積み重ねが、健康維持につながっているのではなかろうかと思っている。せっせとカメラを首にかけて散歩に出かけているので、出会う人たちは、「いい写真撮れたかね」と声をかけてくれる。一日の日課のようなものである。

 実は散歩の時間より、撮影した写真処理にかなり時間がかかる。一日の生活の中で時間を見つけて、一枚一枚確認してピントの合っていないものなど不良なものを除き、RAW現像処理することになるからだ。ブログの写真として利用するもののほか、作品候補になるのは100枚のうち2~3枚程度である。時間はかかるが、集中して丹念に根粘り強く作業することになるので、これがまた、ボケ防止に役立っているようだ。

❶ ニガウリ・ゴ-ヤ   令和5年8月30日撮影

❷ ナス   令和5年8月30日撮影 

❸ 柿   令和5年8月30日撮影