86歳老いる雑感(241) こだわらない、おおらかな毎日でありたい

 若い時代からあまり物事にこだわらない性格であった。執着心が強くないのかもしれない。これをよい性格と見るか、悪い性格と見るか、長所と見るか、短所と捉えるか人それぞれではなかろうか。

 悪いことがあっても、すぐに薄れて、忘れるから、いつまでも根に持ったりすることはない。総じて鈍感であると言えるかもしれない。

 従って、他人の所作が気になったりするのは少ない方であるようだ。多少楽天がすぎる面がある。

 人の悪口などを話したり、聞いたりすることはしない事にしている。心ならずも聞かされることは好まない。じっと我慢して聞いている。

 高齢期になると、楽天的な方が過ごしやすい。細事に執着せず、くよくよせずに前向きに明るく毎日を過ごしたいと思っている。

 こだわらない。おおらかな毎日でありたい。