毎日、歌を唄う時間を少なくとも30分以上、10曲程度設けるように努めている。便利な時代になったもので、スマートホンのユーチユープを利用して、昔懐かしい演歌を聴いて声を出して唄うことにしている。自分の家の中で唄うから、遠慮することなく、腹の底から大きな声を出して唄うことにしている。
昭和時代の戦後、ノイズのあったラジオから流れた歌が特に心に響くものがある。テレビ時代になって若い頃覚えた演歌などはノリノリである。自分の生きた時代に重ね合わせて唄うから特別に感情も加わることになる。
シニアクラブの活動にも、カラオケ、合唱(現在コロナで休止)iに積極的に参加する方は、総じて元気である。年齢に関係なくはつらつとしてるところに「くちびるに歌」の魔力があるようだ。毎日「くちびるに歌」を唄えば、「心も太陽」となる。
そこで、遥か昔の子供時代に「心に太陽を持て、くちびるに歌を持て」という詩が記憶に残っているのを思い出した。ネットで調べてみたら、児童文学者の山本有三さんの紹介による詩,「心に太陽を持て」は、ドイツの詩人,ツェーザル・フライシュレン作であるという。
「心に太陽を持て }
心に太陽を持て 嵐が吹こうと 吹雪が来ようと
天には黒くも 地には争いが絶えなかろうと いつも 心に太陽を持て
くちびるに歌を持て 軽くほがらかに
自分のつとめ 自分のくらしに よしや苦労が絶えなかろうと
いつも くちびるに歌を持て
苦しんでいる人 悩んでいる人には こう励ましてやろう
勇気を失うな くちびるに歌を持て 心に太陽を持て