東京五輪第5日目の7月27日、柔道男子81キロ級 で永瀬貴規選手(27、旭化成)がモンゴルのサイード・モラエイを破って金メダルに輝いた。
リオデジャネイロ五輪で銅メダルとなり、「リオ五輪で悔しい思いをして、5年間辛い時間のほうが長かった。やってきてよかった。」試合直後のことば胸に響くものがある。
バワーと技術が必要な男子81キロ級は世界的に層が厚いという。粘りに粘って、相手が疲れた隙をついて攻撃に転じ、戦機を見逃さず、一気に勝負を出た。足車で相手を転がし勝負を決した。見事な勝負であった。
勝敗が決した後の相手の健闘をたたえて両者が手を取りう姿に日本古来の柔道の神髄に触れた思いがした。これが日本柔道の心である。
写真はテレビ放映をデシカメでとらえてみた。
❶ 表彰式
❷ 試合
❸ 試合後